みんなで囲む「食卓づくり」を

Diary

自分の舌を信じる事

2020.02.07

教室で生徒さんを見ていると、

味見のタイミングが分からない方が多いように思う。

最終段階での味付けの味見は
何をどれくらい加えたらいいかと
多少迷ったりする事はある。
これは作り続けて行けばわかるようになるが
やはり少しの努力が必要な事。

でも一方でお野菜の火通り加減等
下ごしらえの段階での味見は努力することなく
舌が勝手に判断してくれる。
本能的に身に付けている力を使うだけだ。

硬いな
青臭いな
筋ばっとんな
玉ねぎの辛味が残っとるな
パスタの芯が残りすぎとるな・・・。

これらの事は教室で強制的にでも味見をさせると 
瞬時に答えが返ってくる。
何も教えていないけどちゃんと判断できるのだ。

ではいつ味見をする?
もうそろそろどうだろうか?と思った時である。
自分で判断できるときは どうだろうとは思わない。
わからないから どうだろう? なのだ。
そして どうだろう? の答えは自分の舌が知っている。

肉や魚など加熱が必須なものは
食べるより、切って火通りを目で確認したりするが
料理をするときに どうだろう? と思う時間を
いかに省くかで 時短にも光熱費の節約にもつながる。
また どうだろう? というわからない状況が続くことが
苦痛の原因でもある という事を忘れてはいけない。
その 料理に付きまとう 「どうだろう?」 を
解決していけるものが味見である。

人間は素晴らしい本能を与えられ生まれてきている。
ならば、その能力を信じ 惜しみなく使ってほしい。






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