みんなで囲む「食卓づくり」を

Diary

2018.11.08

現在公開中の日日是好日という映画を少し前に見た。

茶道をテーマとし、人生を重ね合わせた映画。
その中のワンシーンで
「先に形を作っておいて 後から心が入るもの」 
という言葉
料理にも通じる言葉である。

小さいことから料理はしていたので
形が出来上がったのは早かったと思う。
ただそのころにはただ作る事が楽しかっただけ。
それでも家族のため、友人のため と作る料理には
その時の自分にふさわしい
小さい心は入っていたかもしれない。

年を重ねるにつれ、
材料となる素材や水光熱などのエネルギーを
無駄にしないように とか 季節の旬のものを とか 
地球や自然と関係する方へも心が向いていく。

形が成熟するにつれ、少しずつ心も成熟するのであろう。
今の形には 今ある心。
それ以下になることも それ以上になることもない心。
その時にその人にふさわしい心で料理をすれば良い。

私もまだ本当に目指す心には辿り着いていない。
いつかその心に出合えることを願う。








想像力

2018.10.26

いつまでも子供ではいられない事。
いつかは自立しないといけない事。
いつかはしてもらったことを
してあげられるようになるという事。

「その時が来たら 出来るって」 は
こんなことを想像しながら生きてきた人でも
その時になれば相当に苦労する。

親と一緒に暮らしているときに、
どのように食材を管理し、工夫をして
毎日バランスの良い献立を作ってくれているか。
これを自分もできるだろうかと想像しながら過ごすのと、
何の想像もなく自分のしたい事だけをして過ごすのでは、
未来は確実に変わってくるだろう。

想像する力は、未来の自分への愛のこもったギフト。
そしてそのギフトを受け取ることが出来た人は、
人一倍愛情深く 人を幸せにする力を持っている。

誰にでも未来は存在するから、
今から始めても遅くはない。




季節を感じる

2018.10.21

先日作ったイチジクジャム

コリンキーのピクルスもそうだけれど、
保存食を作るのは楽しい。

その季節の旬を食材としてただ単に保存するだけでなく、
その色や香りと共に記憶にも保存し、
また1年たった時にその記憶をたぐり寄せ 季節を慈しむ。

自分だけの楽しみにするだけでなく、
周りの人にもその色と香りを届けることができる。

保存食を作っているときにいつも思う。
五感をフル活動させ食材を向き合う様は、
まさに人間本来のあるべき姿なような気がする。

気候の変動により季節感がなくなっている昨今、
日本から四季がなくなってしまっても、
自分の心からまでも四季がなくならないように
今のうちにしっかりと向き合っておきたい。


美味しいという経験

2018.08.26

苦手だった食材や料理が
美味しいという経験によって食べられるようになる。
とてもうれしい経験である。

苦手というものを人生から1つでも減らす事、
苦手という思い出をプラスに変える事、
簡単な事ではないが、料理にはその力がある。





災害 と 想い

2018.07.27

大雨だったり猛暑だったりと、

直接そんなに被害を受けていなかったとしても、
考えさせられることはたくさんある。

被害を受けている方のことはもちろん、
料理をする上での水の使い方や
災害の影響で被害を受けている食材、
そしてその事で心を痛める農家さんの気持ち。

こんな事がない限り思い出せない自分も情けない。
もっともっと一人一人が世界とつながっている事を
自覚しなくてはいけない と思った。

誰かを 何かを 想って生きる事。
思っているより、
生きる上で大切な事ではないだろうか。




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