みんなで囲む「食卓づくり」を

Diary

2017.09.11

「料理が好きな人は 子育てが好き。」
弁当の日の提唱者 竹下先生の講演会にて、
そんな言葉に出会った。

もちろん この理論が絶対 ではないかもしれない。
でもなんとなくわかる気がした。

母から料理が好きだという言葉を
聞いたことはなかったけれど、
楽しそうに台所に立っていた姿を思い出す。
もしかしたら本当は必死だったかもしれない、
でも、一緒に味見をしたり、手伝わせてもらったり、
イライラ とか ピリピリ とした空気感は少しもなく、
台所に嫌な思い出が一つもなかった。

今は孫の世話をしている母を客観的にみると、
子どもと同じ目線で全力で相手をしている。
ああ、やはり子育て楽しいんだな~、と感心する。

料理をする事は人を想う事。
誰かの喜ぶ顔が見たい、
嫌いな食材だけどこうやったら食べられるかな、
などなど、料理を作ったり、献立を考えたり、
お買い物に行っている時は、
必ずそのかけがいのない存在を思い出す。

料理をする1つの行動ににより、
誰かを想い、その人の幸せを願う。
親子 夫婦 家族 友人等いろんな関係はあれど、
人と人との絆をもっと太く大きく育ててくれる、
それが親子間であれば、
子育てという事になるのであろう。












郷土料理

2017.09.07

料理は何歳からでも気づいた時から始めれば
出来るようになるが、
残念ながら手遅れになる事もある。

味覚は3歳までに完成され、
生殖機能は十代後半から20歳までに
完成すると言われています。
それ以降にどれだけ取り戻そうと頑張っても、
もう遅いのである。

味覚が育っていなければ、料理が出来ても
美味しいと思う基準が変わってきたり、
生殖機能が育つ十代後半から20歳の間に
偏食や過度なダイエットをすれば、
将来子供を作る事が難しくなる可能性も出てくる。

日本で生まれ育ち、
やはりまずは日本の郷土料理を頂き、
基本の体作りをする。
ただの栄養や食事だけでなく、
食を通して日本の文化を学ぶことも出来る。
体や味覚の基礎があるからこそ、
心も体も健やかに保たれる。

上記のお話は
先日聞きに行った 弁当の日 提唱者の
竹下和男先生の講演会でのお話です。
お弁当も日本の食文化の一つでもある
愛しき存在である。

自分の残り人生でやりたい事は沢山あるけれど、
その中の一つが、
日本全国の郷土料理を食べつくす事。
そして受継ぐ人がいなくなってきている
郷土料理を受継いで復活させ広めていく事。

これだけ沢山の方の料理離れが進んでいれば、
油断をすれば色んな郷土料理が消滅してしまう。
日本の郷土料理や家庭料理は
日本人の将来の為に途絶えさせてはいけない。


無形の生前贈与

2017.09.05

お弁当の日の提唱者の竹下和男先生の講演会。
今回も沢山の言葉に出合えました。

過去に私が参加していた講演会は
教育関係者の方が多かったので、
教育者を育てるところに焦点を当てている内容でしたが、
今回はお子様と参加されている方が多かったので、
保護者の方へ向けて、子育てというポイントでの
言葉のチョイスをされている気がしました。

内容は大体同じですが、
聴講者の立場に寄り添って話されるところも
とても勉強になります。

「子供は大人の真似をしたがり、
大人と一緒の事をして1人前になろうとする。
だからこそ、
 してほしい事をして見せる  
 憧れの人になる
 大人になってもなお成長し続ける姿を見せる
この事こそが生きる力として子供に残してあげられる
最大の生前贈与である。」

「自分の都合よりも、
子どもの未来を優先させることが子育てである。」
            ・・・・・講演会内容より 
自分の都合よりも、
子どもの未来を優先させることが子育て 
という言葉は厳しい言葉でもありますが、
とてもシンプルで大切なことだと思います。

お子様がいなくても、自分の都合よりも、
他者の幸せを優先させることは
愛や思いやりがなくては出来ない。
言うのは簡単だけれど、
実践するにはとても強い精神力が必要。
だけれども、この愛が料理を美味しくする
最大の秘訣であることは間違いない。


楽しく継続へと

2017.08.20

先日 竹下和男さんの

弁当の日の講演を聞いてきました。
私は今回で3回目の参加、毎回目頭が熱くなります。

献立作り、材料調達からお弁当作り、
片付けまで子供たちだけで行い、
料理を通して心を育てる弁当の日の輪は
日本全国へ広がりつつあります。

基本的には子供たちへの食育ですが、
全世代に対して料理を通して心を育てる事は 
食に携わる者としての使命であると思っているので、
教室に来て下さる生徒さんに対しての情報として
何かヒントを頂けないか積極的に参加しています。

今まで 何かしなければ、
私は何も出来ていないと焦っていたけれど、
今回の講演で
「料理を作ることが楽しいという場面を与える。」
という言葉に出合い、
料理教室にはその役目があり、
少しは何か役に立てていたのかもしれない と
少し立ち止まることが出来ました。

そして、
料理が楽しくとも、それを継続出来る方はまだ少なく、
これからは 楽しく継続できるよう という
レシピ作りの方向性が新たに見えてきました。

足元にやるべきことがまだ沢山あったのに
ずっと遠く遠くを見ていたことは、
自分のおごりであったと深く反省。

思えば、料理教室をやろうと思った理由の一つは
料理は面倒くさいとか苦しみを生み出すものではなく、
こんなに楽しいものなんだという事を知って欲しかった。
教室5周年の節目に
この気持ちにまた出合えた事がとても嬉しい。




発酵道

2017.07.23

タイトルに惹かれて読んだ本。

発酵道
酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方

発酵 と 腐敗 をテーマに、
微生物を見習って、
人間も腐敗せず発酵に向かう生き方をしよう 
という内容。
著書であるご本人の
腐敗から発酵へ生き方を変えた体験談や
酒蔵ならではのお酒の作り方までとても深い。

微生物の世界は 争い 比較 生存競争も無く
でしゃばる事もなく、謙虚に相手を尊重しながら
助けあい 支え合う 調和の世界。
腐敗ではなく発酵へ向かうこの働きこそ
人間が見習うべき生き方 というのはとても納得できる。

またいい本に出会えた。
そして美味しい日本酒が飲みたくなった。



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